2024/03/12の記録:Windowsのパソコンから「オプション機能」のInternet Explorerその他を削除
Windowsのパソコンをいじっていたところ、特に何があったというわけでもないが、マイクロソフト製の最初から入っているアプリのうち、いらないやつをアンインストールしてしまう気になった。
マップとかフォトとか、メディアプレーヤーとか。
Microsoft 365もいらない。
そうしてアプリをいろいろ削除した結果、スタートを押したら出てくる「タイル」(「スタートにピン留めする」とやるとそのアプリが四角いアイコンになって置かれるやつ)のうち、 "Create" と名付けられたセクション(グループ)、これは自分で作ったわけではなく、だれが作ったのかは知らないが最初からあったセクション、の中身が一つもなくなってしまった。
もともと何がここに入れられていたかも覚えていないが、 Microsoft 365が入っていたような気がする。
別にセクションを削除してしまってもよかったのだが、たまに使うかもしれないと思ってあえて残しておいたペイントとペイント3Dをここに入れておけばいいやと思った。
これらはもともと「ピン留め」されていなかったので、「スタート」の「すべてのアプリ」のところからピン留めをする必要がある。
ペイント3Dのほうはすぐ見つかったのだが、ペイントが見つからない。
こういう時はたいてい「Windowsアクセサリ」のフォルダの中にあるのでそれをのぞいてみたところ、実際ペイントはそこにあったのだが、 "Internet Explorer" の文字が目に入った。
Operaを愛用し、Firefoxを補助に置いている僕としては、Edgeだって削除できるものなら削除したいのだが、相変わらずマイクロソフトが意地悪をして削除できないようになっている。
とはいえさすがにIEは削除できるようになっているだろうと思い、IEのアイコンを右クリック、アンインストール、とやってみた。
通常のアプリのアンインストールの場合、それだけですんなりアンインストールされるはずだが、この場合は違った。
ここまでは恒例の長い前置きで、やっと本題に入れるのだが、スタートのところからIEをアンインストールしようとすると、「設定」アプリが呼び出され、そこの「システム>オプション機能」の画面が開いた。
(すでにいくつかのアプリを削除し、後述のようにシステム再起動をしてから、削除漏れしていた「顔認証」をさらに削除したところ)
なるほどこういう仕組みになっているのか、となかなか興味深く思えたのだが、Microsoftはいつかの段階、多分9を飛ばして10に上げた時に、それまでの自社製アプリケーションをいったん清算して新しいのに置き換えたものの、旧版を使い慣れた人向けに「オプション機能」として残しておいたのだろう。
IEのほかにも、Media Player 従来版や WordPad、メモ帳なんかもここにある。
記事冒頭で書いた不要アプリの削除は「設定>アプリ」のところでやったのだが、IE等がそちらには出てこなかったのはこの仕組みのためだ。
メモ帳は時々使うからいいとして、ここにあるいらなそうなやつも全部削除しちゃうことにした。
削除してしまっても、画面一番上の「機能の追加」のところを押せば再インストールできるようになってるみたいだから、悩む必要もなさそうだ。
アンインストールは、「設定」の「アプリ」のところでも同じだが、アイコン付近をクリックするとそのアプリ(機能)の領域が少し広がり、アンインストールボタンが出てくるので、それを押せばいい。
アンインストールボタンを押すと、画面の上の方に現れる「最新のアクション」という領域にそのアプリ(機能)が移動し、アンインストール作業の進展具合が表示される。
そこで「アンインストール済み」と出れば終わりのようだが、 IEについては「再起動が必要」と表示された。
システムの再起動をしてみると、システムアップデートの際の見慣れた画面が出て少し待たされたが、無事起動してから「設定>システム>オプション機能」を見てみると、「最新のアクション」の領域ごと、きれいになくなっていた。
その後削除漏れをさらにいくつかアンインストールした際には再起動が必要という表示は出ず、設定アプリをいったん閉じてからまた開くだけで「最新のアクション」ごと消えた。