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2017/05/19のことば

これほど巨大で、しかも不健全な観念性をみごとに脱却した小説を、今までわれわれは夢想することもできなかった。

—三島由紀夫による北杜夫著『楡家の人びと』推薦文

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2017/05/05のことば

清夜宮車出建章 紫衣小隊両三行
石闌干畔銀灯過 照見芙蓉葉上霜

—薩都刺「宮詞」

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2017/04/21の記録:IcedoveがThunderbirdへ

メモ。

環境はDebian Jessie。

IcedoveがThunderbirdに切り替わった。

に記事にしたIceweaselからFirefox ESRへの切り替えの時から予想できたことで、むしろ、なかなか切り替わらないな、と思っていた。

ついにその時が来たか、という印象。

アップデート直後にはまだメニューにIcedoveが残っていたので一旦それを起動させてみたら、自動でデータを移してくれたみたいだ。【

一回やるともうIcedoveはメニューから消えていた。

寂しいことだ。

メニューには当然Thunderbirdも追加されたわけだが、「Thunderbird電子メールクライアント」と表示されていて、うるさい。

「電子メールクライアント」は削った。

メニューの当該部で右クリック、「プロパティ」をやって削るわけだが、そうすると
ホーム/.local/share/applications/
に自動的に新しくデスクトップエントリファイルが作られるように、LXDEはなってる。

他の環境のことは知らないが、自分でそういう作業をすれば同じことになるだろう。

/usr/share/applications/thunderbird.desktop
をコピーして持ってくる。

このファイルを直接いじるという手もある(要root権限)。

デスクトップ環境にもよるんでないかと思うが、このファイルはファイルマネージャ上では「Thunderbird電子メールクライアント」という名前で出てくるので、それをエディタで開いて、"Name[ja]" の行をいじる。

(今自動で作られたやつを確認してみたら、"Name[ja]" の行は「Thunderbird電子メールクライアント」のままで、"Name[ja_JP]" という行が別に追加され、そっちが「Thunderbird」になってる。が、自分でやるなら "Name[ja]" をいじればいいと思う)

== 04/25追記 ==

後で気づいたのですが、データを移したわけではなくて、もともとのIcedoveの個人データが入ってる
ホーム/.icedove/
というディレクトリを残したまま、それへの、Macで言うところのエイリアス、シンボリックリンクが
ホーム/.thunderbird
という名前で作ってありました。

いらないものを置いておくのは好まないので、シンボリックリンクは捨てた上で、".icedove" の名前を ".thunderbird" に変えてみたら、それで問題なく機能しました。

== 04/26追記 ==

母のところに行く用があったので、いつものようについでに母のパソコンのアップデートもしました。

母のパソコンにもDebian Jessieを入れていますので、当然、この記事で書いたことが起こるわけですが、何故かは知りませんが僕のパソコンで起きたことと多少の違いがありましたので、メモしておきます。

まず、パッケージマネージャでアップデートをやってThunderbirdがインストールされると、その時点でメニューからIcedoveが消えていました。

また、(これはもともと僕のとは違い)下のアプリケーション・ランチャーに入れてあったIcedoveは、そのまま残ってはいたものの押しても機能しなくなっていました。

メニューから(自動で付け加わった)Thunderbirdを起動させると、僕のでメニューに残っていたIcedoveを起動した際と同様に、自動でデータの引き継ぎ(上の追記に書いたようにシンボリックリンクが作られる)をやってくれ、Icedove時代と変わりなくThunderbirdが使えるようになりました。

つまり、IcedoveからThunderbirdへ切り替わった際は、Thunderbirdの初回起動時にデータ処理を自動でしてくれる、ということで、それはいいのですが、アプリケーション・ランチャーのほうが手間取りました。

アプリケーション・ランチャーのIcedoveは機能しなくなったので、それは削除しておしまいですが、代わりにThunderbirdを入れようと「アプリケーション・ランチャーのところで右クリック>アプリケーション・ランチャーの設定」をやっても、Thunderbirdが追加項目の選択肢に出てきません。

Thunderbirdへの切り替えがアプリケーション・ランチャーの設定アプリケーションが利用するデータに反映されていない、ということでしょう。

仕方ないので、
ホーム/.config/lxpanel/LXDE/panels/panel
という書類をエディタで開いて、

    Button {
      id=pcmanfm.desktop
    }
    Button {
      id=menu://applications/Internet/firefox-esr.desktop
    }

となってる部分に

    Button {
      id=menu://applications/Internet/thunderbird.desktop
    }

を付け加えることで対処しました。

| Linux関連 | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/04/13の記録:Recollの不調

メモ。

環境はDebian Jessie LXDE。

ファイル検索ソフトとして、 "Recoll" というのを使っている。

その詳細については2014/09/16の記録に譲るが、左上のアイコンや "Tools" メニューから行える "Advanced/complex Search" がうまくいかず、それをやろうとすると機械は延々と動き続けるもののRecollがうんともすんとも言わなくなってしまうことに気づいた。

いつからそうなったかは今となってはわからないものの、ひと月ほど前にやった比較的大きなアップグレードでどうやら仕組みが大きく変わったらしかったので、問題はそこにあると踏んでそれ以前の状態に戻すことを考えた。

ひと月ほど前にやったアップグレードというのは、パッケージマネージャで
http://www.lesbonscomptes.com/recoll/debian/
という専用のリポジトリを追加して行った(やり方は公式ページの当該部分参照)のだが、今回、この専用リポジトリを無効にした上で一旦Recollそのものをアンインストールし、再度インストールし直すことにした。

Recollのバージョンが最新のものからDebian Jessie公認のものに下がる。

これでこの前のバージョンアップに伴って生じた不具合が避けられると思ったのだが、案に違って状況は変わらない。

症状は作業前とまったく同じく見えた。

というわけで、馬鹿馬鹿しいが専用リポジトリを再び有効に戻したあとでアップグレードをし、作業前の状態に戻した。

別の方向性を探り、Recollの設定ファイルを探してみると、どうやら次の二つのディレクトリにあるらしい。

  • ホーム/.recoll/
  • ホーム/.config/Recoll.org/

このうち前者の方が中が複雑になっていて、検索用に作られるインデックスなんかはこっちにあるらしい。

こちらは後回しにして、とりあえず後者の方をディレクトリごとゴミ箱に放り込んでからRecollを起動させ、Advanced/complex Searchをやってみると、当たり前のようにその専用ウィンドウが開いた。

試しに適当に条件を入れて検索してみても、特に問題なく機能する。

拍子抜けするほどあっさりと問題が解決した。

バージョンダウンとかする前に、こっちを先に試せばよかった。

これはあくまで僕の推測だが、この前のバージョンアップから不具合が生じたというのは当たっていて、その際にこのディレクトリにある設定書類の書式か何かが変わったのを、うまく引き継げなかったのではないかと思う。

それを捨てたので、また新しく適切なのが作りなおされ、うまく機能するようになったのではないか。

| Linux関連 | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/04/05の記録:フォント設定メモ

環境はDebian Jessie LXDE。

僕はPlayfair Displayというフォントを気に入っていて、
ホーム/.config/fontconfig/fonts.conf
という書類でこれはセリフフォントですよ、という指定をした上でセリフフォントの筆頭に置いているのだが、今日ちょっと用があってLibre OfficeのWriterをいじっていて、ローマ字仮名まじりの文を試しにPlayfair Displayで表示させてみたら、ローマ字はちゃんとPlayfair Displayになるものの、仮名の部分がセリフ=明朝で表示されず、サンセリフ=ゴシックのVL PGothicで表示されてしまうことに気づいた。

世界標準のセリフフォントであるところのTimes New Romanを指定した場合は、問題なく明朝フォントが使われる。

Playfair Displayがセリフフォントであるという指定がうまくいっていないと考えられる。

/etc/fonts/conf.d/
というディレクトリに "46-latin-plus.conf" という書類を作り、"45-latin.conf" に倣って

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>

<!--
  Serif faces
 -->
  <alias>
    <family>Playfair Display</family>
    <default><family>serif</family></default>
  </alias>

</fontconfig>

と書いてシステムを再起動してみた。
(その後いろいろ試しているうちに別にシステムの再起動は必要なく、Libre Officeだけ再起動すれば良いことがわかったが)

思ったとおり機能して、Playfair Displayがカバーしていない仮名の部分は明朝系の日本語フォントで表示されるようになった。

これはこれで良いのだが、できれば
/etc/fonts/conf.d/
をそのままいじるのではなく、ローカルの設定をしたいと思ったので、"46-latin-plus.conf" は削除した上で、ローカル設定書類であると思われる
/etc/fonts/local.conf
にまったく同じ内容を書いてみた。

が、これではうまく機能しない。

今回書いたような内容は、この書類では機能しないようだ。

そもそも、もともと使っていた
ホーム/.config/fontconfig/fonts.conf
という書類は "local.conf" の個人設定版と言えるものだと思われるので、そっちで機能していなかったということは "local.conf" でも機能しなくて当然なのかもしれない。

これらの書類が機能するのはどういう場合なのかはよく分からんが。

もうひとつ、
/etc/fonts/conf.d/50-user.conf
という書類を見ると、
ホーム/.config/fontconfig/conf.d/
というディレクトリを作れば
/etc/fonts/conf.d/
でするような設定を個人設定としてできるっぽく思われたので、試しにそっちに "46-latin-plus.conf" を置いてみた。

が、これも機能しなかった。

結局おとなしく、
/etc/fonts/conf.d/
に "46-latin-plus.conf" を置くことにした。

ついでに、Playfair Display以外にも "45-latin.conf" で漏れているセリフフォントがあったので、全部 "46-latin-plus.conf" に書いておいた。

ところで、上で使った写真で (Source Han Serif) と書いてあるが、ここまでの内容にはSource Han Serifは全く関係ない。

何でこんなことが書いてあるかというと、昨日新しく出たSource Han Serifを試し、2015/08/04の記録を使って確認してエムダッシュがつながると喜んだのだが、MacのSafariでも試してみたら雲行きが怪しくなったので、いろいろ確認していたのが事の発端だから。

DebianでもMacでも、Operaなら2015/08/04の記録の(昨日新たに付け加えた)Source Han Serifのところを見ると、ちゃんと一文字幅のきれいなエムダッシュが表示されるのだが、Safariでは、つながってるにはつながってるのだが、一文字幅ではない上にややぶっとく、きれいとは言いがたいエムダッシュが出てきてしまう。

OperaのきれいなエムダッシュはSource Han Serifのエムダッシュではないのではないか、という疑いが出てきてしまったのだ。

で、DebianのLibre Officeに2015/08/04の記録から当該部分をコピーして試してみたら、残念ながら、やっぱり無様なエムダッシュになってしまった。

(ちなみにMacのLibre Officeでも結果は同じ)

きれいなエムダッシュはSource Han Serifのエムダッシュではないと判断せざるを得ない。

ならこれは何なのか。OperaがSource Han Serifの別の文字、例えばホリゾンタルバーを気を利かせて呼んできてくれてるのだろうか。あるいは別のフォントから呼んできているのだろうか。

そもそもLibre Officeでの無様なエムダッシュも、Source Han Serifのエムダッシュなわけではないかもしれない。別のフォントのエムダッシュが表示されてるのかもしれない。そうだとすると可能性としては標準のセリフフォントのエムダッシュが呼び出されているのではないか。僕はPlayfair Displayを標準に設定しているはずだ。Playfair Displayならどう表示されるか。

という流れで、この記事の冒頭につながるわけである。

もちろん、Source Han Serifのエムダッシュ問題の解明は、一切進展していない。

| Linux関連 | 12:17 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/04/04の記録:源ノ明朝 (Source Han Serif) を試す

という記事を読んだ。

この前ちょうどVL (P)Minchoもできてくれないものか、と、切に願っていると書いたのだが、この源ノ明朝はそのVL (P)Minchoに代わりうるものではないかと思われるので、早速試してみた。

環境はDebian LXDE。

最初、"OTCs" の "ExtraLight + Light + Regular + Medium" と "SemiBold + Bold + Heavy" を
/usr/local/share/fonts
に入れて、Libre Office Writerで試してみた。

フォントを選ぶところで見ると、 "Source Han Serif" にK(韓国語)やTC(繁体字)やSC(簡体字)がつくやつが各ウェイトで並んでいるが、JPはない。

下の方に「源ノ明朝」の各ウェイトが並んでいて、これがJPに当たると考えて良さそうだ。

しかし、ウェイトの表記のない無印の「源ノ明朝」にすると、なんか太い。

Boldとはなっていないが、Boldだと思われる。

かと言ってRegularは見つからない。

Writerの機能で太字をオンオフしてみたが、文字は変わらない。

なんだかよく分からんので、さっきのは削除したうえで、 "Region-specific Subset OTFs" のJapanを落としてきて入れてみた。

「源ノ明朝」が太いのは変わらず。

が、よく探してみると、"Source Han Serif JP" とローマ字表記になったやつがあって、これが「源ノ明朝」のRegularだと思われる。

そういうことならと、元のOTCsに戻してみた上でよく見てみると、KもTCもSCもつかない "Source Han Serif" というのがある。(Libre Officeだと後ろに「簡繁」と表記されるので、さっきは中国語のやつだと思って見過ごしていたらしい)

KやTCやSCにもBoldはなく、ほかの5つのウェイトに加えて無印がある。その意味ではJP代わりと思われる「源ノ明朝」と同じだが、KやTCやSCの無印は源ノ明朝の無印のようにぶっとくはない。

"Source Han Serif" が日本語専用のRegularで、それがおかしくなってるのか、すべてを含む汎用設定がこれ、ということなのか、よくわからない

日本語のだけが変なことになってるのは、環境が日本語環境だからなのか、バグなのかもよくわからない。

が、とりあえずこの "Source Han Serif" を使っとけばいいのだろうと思う。

念の為すべてがひとつのファイルになってるという "Super OTC" も試してみたが、7つのファイルに分かれる "OTCs" と変わりはないようだ。

(ちなみにこのSuper OTCはzipが二つに分けてあって、普通には解凍できないので、 "unar" というのとその関連パッケージをインストールした)

全部入ったこのSuper OTCを使おうかとも思ったが、ファイルサイズがでかいし、なにか起動しようとするといちいちやたらと時間がかかる。(よくは分からんがその都度フォントを読み込みに行くんでないかと想像する)

中国語や韓国語がちゃんと表示されるのは嬉しいが、ウェイトは別にいろいろいらないので、OTCsからRegularとBoldだけを入れておこうと思う。

また、確認してみると、ちゃんとエムダッシュもつながる

えらい。

ご努力に敬意を表して、しばらくこのブログの本文のところの第一フォントをSource Han Serifにしておこう。

(公式のサイトで使われている画像で、CSSの指定っぽいところが "source-han-serif-japanese" とハイフンでつなげてあるので、最初そのように僕のCSSにも書いてみたが、うまくいかなかった。Libre Officeでの表記に合わせて "Source Han Serif" と書いたらうまくいった)

こんな記事を書くと、この前の記事のこともあるし、アドビ大好きっ子かよ、と思われちゃうかもしれないが、そういうつもりはない。

| その他パソコン全般 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/03/14の記録:Flash Playerのバージョン確認ページなど

前に

という記事を書き、それぞれの記事にフラッシュプレーヤーのバージョン確認ページと、バージョンアップがあった場合に新しいバージョンを落としてくるところへのリンクをはっておいた。

その後誰よりも僕自身が、フラッシュプレーヤーに新しいバージョンが出ていないか確認するのにこのリンクを便利に使っていたのだが、記事が古くなってしまってトップページには出てこなくなった。

トップページには10本の記事が出るようにしている。

トップページからバージョン確認ができるように、10本記事を書くたびにFlash Playerの新しい記事をわざわざ立てるのもばからしいので、右のメニュー(ウインドウが狭い場合は下に来るようにしている)の下の方の "LINKS" の部分に、二つのリンクを付け加えておいた。

完全に自分自身のためだが、便利だと思うので、もしよろしければご活用いただきたい。

| その他パソコン全般 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/03/06の記録:前言を撤回しなければならない事案について

前言を撤回しなければならないことがある。

どんなに誠実に生きたいと希求し、そう努めていたとしても、残念ながらそのような事態を完全に避けるのは難しいのだろう。

僕は、誠実に生きたいと希求してはいるものの、そのための決意も努力も甚だしく不十分であるようで、このブログでも度々、前言を翻してきた。

リナミンシナモンパソコンを購入してからまだ、ひと月が経つか経たずか、というくらいだが、早くもいくつか、ここで書いたことを撤回せねばならない。

まず、システムの標準フォントについて。

最近はいつでもどこでもVL PGothicを偏愛して使っているが、せっかくLinux MintのCinnamonいう新しい環境を使うことになったのだから、そのリナミンシナモンがNoto Sansをデフォルトに指定していることに敬意を表して、Noto Sans CJK JPを標準で使っていこうと思う、と書いた

これを撤回する。

VL PGothicの柔らかいラインにあまりにも慣れ親しんでしまった僕にとっては、Noto Sans CJK JPの硬い、ゴツゴツした字体が心に刺さる。

心が傷だらけにされてしまうようだ。

この前書いた
ホーム/.config/fontconfig/fonts.conf
という書類で、VL PGothicとNoto Sans CJK JPとの順番を入れ替えて、VLPが標準になるように改めた。

ふたつ目。

前回3つめの項目で、Linux MintのテーマはXからYへと移行される過程にあるようだということを書き、そうであるならば移行を先取りして、早いうちからYに慣れ親しんでおくべく試しに使ってみて、悪くなさそうに思ったので早速切り替えてYを使っていくことにした、と書いた。

これを撤回する。

その理由はまず、実は前回使ったこの写真をよく見てもらえばわかるのだが、

Yのアイコンはすべてを網羅しているわけではなく欠けているものがあって、そうしたものについてはXのアイコンが出てきてしまうことに気づいた。(上の写真で言えば左下の、ログアウトや終了のボタンのアイコンなど)

すべてのアイコンを同じテーマのもとに統一することは非常に困難であるというのは、もちろんわかっているが、せっかくテーマを使う以上は可能な限り統一したい。

いろいろな、それぞれに特徴と雰囲気を湛えたアイコンが一度にごちゃごちゃと出てきてしまうことを、僕は好まない。

その点、元のXの方ならばXのテーマのアイコンがまず使われ、それにないものについてはAdwaidaかhicolorか知らないが、老舗のアイコンセットのやつが使われ、それにもないものはアプリケーション独自のアイコンが使われるのだと思う。

Yを使ってしまうとそれにYのものが加わる。

わずか一つとはいえ、かなり特徴的なアイコン群が加わってしまうので、アイコンの統一感は余計に崩れる。

それは避けたいな、という気持ちが湧いてきてしまう。

それだけならばしかし、我慢できなかったわけではない。

その他により重大な問題があることに気づいてしまった。

次の写真はデスクトップで右クリックをした時のもの。

一番上の「新しいフォルダを作成」を選んでいるのだが、わかるだろうか。

よく見れば上下に薄い線が引かれ、色も僅かにグレー掛かってはいるようなのだが、目の悪い僕にはほとんど見えない。

ポインタのあるところの項目が選ばれているんだからいいじゃないか、と言われれば、まあそれはそうなんだけど、ポインタですら僕の目は必ずしも容易に捉えられるわけではないのだ。

その点元のXの方はこんな感じで、選ばれているところとそうでないところの差は一目瞭然である。

こっちのがいい。(推測では、ほんとはYでもこんな感じにするつもりでいるのに、ミスしている、つまりバグなんでないかと思うが、どんなもんだろうか)

Mint-Yテーマには別の選択肢として、Mint-Y-Darkというのと、それよりはダークさがうちわなMint-Y-Darkerというのがある。

そちらでは、右クリックで出てくるメニュー(リナックスでもコンテキストメニューと呼んでいいのかな)は次のようなもの。

これも選ばれているところと選ばれてないところとの違いは小さいが、それでも、マウスを動かしてみれば僕の目でもそれなりに捉えられるので、使えなくはない。

しかし、ダークというテーマの全体を写すと、こんな感じである。

左上のウインドウはLeafpadで、文章の部分までダークだ。(他のアプリケーションでも基本的に似たような感じ)

これほどまでにダークな画面に耐えられるほど、僕の心は強くない。

Darkerの方はこう。

Leafpadの中身はダークでなくなったが、それでもかなりダークである。

すっかりやわになってしまった僕の心には、これでもやはりきつく感じられる(慣れの問題かとも思うが)。

以上のことから、時の流れに身をまかせるのはやめて、普段の僕らしく、保守的に、消えることがわかっているものに哀しくしがみつき続けていくことにした。

つまりテーマはMint-Xに戻した。

これもあっさり撤回する可能性はあるが。

| Linux関連 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/03/04の記録:今日のリナミンシナモンパソコン

小ネタしか無いので昔使った雑な表題を久しぶりに使った。

1. LXQtを試す

LXDEを愛用している僕は、将来的にはLXQtを使う運命にあることが予想される。

Debianではまだ、普通にやっていたらパッケージマネージャでLXQtは出てこないはずだし、Lubuntuの機械は能力が貧弱なので試用には向かない。

その点、このリナミンシナモンパソコンはそこそこの能力があるはずだし、確認してみたらパッケージマネージャでインストールできるので、試してみることにした。

インストール直後のデスクトップはこんなの。

下のパネルを見るとわかるが、なぜかよくわからんが足りないアイコンがいろいろあるようで、空白になってしまってるところがある。これはメニューを出してみればなおさらはっきりする。メニューの大半の項目が、アイコン無しになってしまっていた。

「メニュー>設定>LXQtの設定>外観の設定」のアイコンテーマのところをいじってみたら、ある程度のアイコンは表示されるようになったが、それでも一部は欠けたまま。

この辺、よくわからない。

パネルのアプリケーションランチャのところは最初、上の写真のように「アプリケーションアイコンをここへドロップ」と文字で書いてあるが、ひとつ入れればちゃんと文字は消える。

入れ方は、デスクトップエントリファイルを持って行ったんではダメで、メニューを出してそこのアイコンを掴んで持って行くといけた。メニューに表示されないようにしてるやつを持って行こうと思ったら面倒だ。

「デスクトップを表示」も、最初文字で表示されてて鬱陶しいと思っていたが、何をいじった時だったか覚えてないが、気づいたらアイコン表示になってた。まあそれはそうだろうが、安心した。

全体として動きは快適。

LXDEに慣れてる僕にとっては、特に違和感はない。

ただ、細かい部分の設定はLXDEと比べてもできることが少なそうで、詳しくはいじらなかったのでそれを設定書類をいじったりして思い通りにできるかも、よくわからない。

例えばPCManFM-qtの設定のところは非常に簡素で、LXDEで僕が使っている、隠しファイルには影をつけるとか、大文字小文字を区別する/しない、とかの設定は、できるようになっていなかった。

もうひとつだけ気づいたところを書いておくと、LXQtの外観設定アプリケーションは、この前作ったフォントの個人設定ファイル、ホーム/.config/fontconfig/fonts.confという書類を直にいじる。

いきなり上書きするのではなく、既存のはバックアップをとってくれるようになっているので、特に困りはしなかったのだが、この前した設定はバックアップに回されて全く違う書類を作られてしまったので、当然LXQtでは反映されない。

新しい書類には「これはLXQtの外観設定が作ったファイルで、いじらないで」と書いてあるのだが、ではこの前やったような設定はどこでやればいいのか、というのがわからない。

いじらないで、というのを無視してお尻に付け足しといたらちゃんと効いたので、まあいいといえばいいものの、もう一度外観設定で何かをいじったら付け足した部分は消されちゃうかもしれない。

また、この書類は汎用の書類で別のデスクトップ環境にも効くものである以上、LXQtがこれを直接いじっちゃうといくつかのデスクトップ環境を使い分けたい場合にはちょっと困る。

できればLXQt用の設定は別に分けておいてくれたらなあ、と僕は思うのだけれど、もともとあるもので使えるものは積極的に使っていくというのがLXDEの頃からの基本的スタンスみたいだし、仕方ないのかもしれない。

いろいろいじってみた結果、こんな感じになった。

というわけで、インストールしたらいきなり快適な環境になる、というわけではなくて、じっくり時間をかけ、勉強しながら設定していかないといけない。

特に僕がそれなりに気にするウインドウ右と下のスクロールスライダー及びその両端の矢印なんかは、アプリケーションによってGtk2とか3とかQtとかでてんでんばらばらな見た目になっていて、これを統一しようとしたら大変そうだ。(シナモンでも必ずしも統一できているわけではないが)

LXQtは将来に備えて試してみただけで、この機械では(少なくとも今すぐ)シナモンをやめるつもりでいるわけではない。

LXQt独自の基本アプリケーションや設定アプリケーションがシナモンを使ってる時にも出てきてしまうのは鬱陶しいので、あらましのところがわかったことで良しとして、LXQtと関連パッケージは全部アンインストールした。

2. xedをやめてgeditにする

この前フォント設定書類をいじった時もそうだったし、その前にも何度かそういうことがあったのだが、このLinux Mint 18.1 Cinnamonでのデフォルトテキストエディタであるxedを使っていると、何かの拍子に表示が乱れて一旦閉じなければとても使えない状態になる。

多分しばらく放置しといたあとになるんじゃないかと思うが、詳しい状況は確認できていない。

この機械の能力によるのかもしれないが、いずれにしても使えないので、xedはやめて、LubuntuでもDebian LXDEでも使っているgeditを使うことにした。

ついでに、空白を表示させたいので "gedit-plugins" も、これを入れると下に書くように思いの外たくさん関連パッケージも入れなきゃいけないことがわかって多少躊躇したものの、入れた。

以下のパッケージがインストールされました:
gedit-plugins (3.18.0-1)
gir1.2-git2-glib-1.0 (0.24.0-3)
gir1.2-gucharmap-2.90 (1:3.18.2-1ubuntu1)
gir1.2-zeitgeist-2.0 (0.9.16-0ubuntu4)
libgit2-24 (0.24.1-2)
libgit2-glib-1.0-0 (0.24.0-3)
libhttp-parser2.1 (2.1-2)

以上、完全に自分向けの作業メモ。

念の為書いておくと、LubuntuやDebian LXDEでもgeditを使っていると言うとLeafpadが嫌いなのか、と思われるかもしれないが、そういうわけじゃない。

Leafpadは非常に軽快でたいへん気に入っていて、このリナミンシナモンでもインストールして使っているくらいなのだが、あまりに簡素すぎて背景色を使ったりコードに色を付けたりできない。

そこで、htmlやxml、css、スクリプト類なんかのコード系の書類はgedit、文章やメモなんかの普通のテキストファイルはLeafpad、と、使い分けている。

コードだって簡単なやつならLeafpadで済ます。

3. Mint-Yテーマを試す

テーマにMint-XとMint-Yというのがあることには気づいていた。

デフォルトはXの方。

さっき読んだサイト(「Linux Mint その6 - Linux Mint 18の変更点や新機能の紹介・βリリースのスケジュール」kledgeb さん)によると、Linux Mintの人たちにはXからYへ移行していこうという考えがあり、ただ急に変えたんでは反発もあるかもしれないのでデフォルトはXにしておいたままでYも提供してみて、反応を見よう、ということらしい。

そういうことなら試してみよう、という気になった。

僕自身、いきなり変わってしまうとショックを受けて嫌になってしょげちゃう性質がある。

どうせ変わるのであれば予め自分を慣らしておきたい。さっきのLXQt試用もそういう趣旨。

リナミンシナモンを使い始めたのは最近だが、昔リナミンマテをしばらく仕事で使っていたので、Mint-Xというテーマにはそれなりに慣れがある。

Yにも慣れておかねばならぬ。

で、

がもともとのX。


がY。

ぱっと見あまり変わらないが、よく見ると雰囲気がそれなりに違う。

Xにあった多少の凹凸感(光と影の表現)がなくなり、のっぺりした。

この、三次元表現からのっぺりへ、というのは、Windowsのxp、vista、7から8-10への移行でも見られたし、いろいろなウェブサイトなんかを見ていても、時代がそういうふうに流れているらしいということはわかる。

のっぺりは嫌いなわけではないが、猫も杓子もそうなるというのは、あんまりいい気はしない。

いろいろあれよ、と思う。

さっきも書いたように僕がそれなりに気にするウインドウ右と下のスライダーも、あまり好きではないマック風の濃いグレーの長丸になった。


これ。

Lubuntuもこれだが、これ、猫も杓子も真似するほどかっこいいだろうか。

確かに、クールな雰囲気を出したい時に他のやり方はあんまり思いつかないが、それでも何か他とは違うのを出してくれないかなあと思う。

ただし、Xの

これは、悪くなかったと思うが、目の悪い僕にはちょっと見づらかったので、濃いグレーになったのはその点では良い。
(適当な写真を撮っておかなかったので、あるやつを切り取って回転させた)

他には、アイコンが結構変わって、多少ポップになり、かなり明るいはっきりした色使いになった。

これも時代の流れのように思うが、これは僕の好みに合う。

Xに特に強い思い入れがなかったというのもあるかもしれないが、今度のYは全体として悪くない。

僕はこれでいいと思う。

Xのお硬い真面目な感じも、あれはあれで大切にしてほしく思うが、僕の好みでは必ずしもなかった。

僕の好みではこっち (Y) のほうがいい。

ただ、繰り返しになるがXみたいな生真面目な感じは大切だと思うので、リナミンはやめてしまうにしても、他の誰かが、ああいう感じを守り続けてほしく思う。

というわけで、僕個人は新しいMint-Yのテーマに特に悪い印象を持たなかったので、時の流れに身をまかせて、これを使っていこうと思う。

| Linux関連 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

2017/02/25のことば

妾有羅衣裳 秦王在時作
為舞春風多 秋来不堪著

—崔国輔「怨詞」

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