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2014/03/31の記録:LinuxMint13Mateでの外付けテンキーの設定

外付けのテンキーを二つ持っている。

一つは、サンワサプライのUSB Mobile Ten III (NT-IBOOK9TAN) という機械。
学生時代に大学生協で100円で投げ売りされていたのを、100円だったらオレ、買っちゃうぜ、と言って、別にいらないけど買った。

(右端)

当時僕が使っていたパソコンは初代グラファイトiBook。

2011/10/12の記録で紹介したように、今でも動く。これにもリナックスを入れてやりたいと思っている【04/27、入れてやった】)

テンキーは色があわないが、iBookと一緒に買って当時愛用していたマウスも、上の写真に写ってるようにタンジェリンだったので、それとそろえることができて幸せだった。元々僕はオレンジという色が好きだ。

僕の持っているもう一つのテンキーは、サンワサプライのUSB Mobile Ten III (NT-IBOOK9G3) という機械。
一つ目を買った翌日に大学生協で100円で投げ売りされていたのを、100円だったらオレ、二つ目だって買っちゃうぜ、と言って、別にいらないけど買った。
一つ目のと色違いで、iBookにあわせてあるタンジェリンに対して、PowerBookにあわせた黒。
すでにタンジェリンのを持っていたし、それすら実際のところは持て余していたのを、パソコン一台に二つのテンキーをつけてもしょうがないので、長らくしまわれていたが、いつだったか、母がテンキーをほしがっていたのであげた。

タンジェリンのはほとんど使っていないが、黒い方は、母がそれ以来愛用している。
率直に言って、二つで200円はかなりお買い得だったと評価できる。マック用とされていたのが嫌われた結果の100円なのだろうと思うが、Windowsでも問題なく使える。母の機械はxpである。

いや、問題なく、と言ったが、実は多少の問題はあった。
マックで使う分にはそういうことは起こらないのだが、Windowsの乗ってるノートパソコンではNumLockを押さないと数字がうてない(矢印キーみたいな機能になる)。NumLockを押すと、テンキーは使えるようになるが、今度は元々のキーボードのKだのLだののあたりが数字になってしまう。
(これはマック用テンキーだから、というわけじゃなく、しかるべく手のうってないテンキーではこういうことが起こるのが仕様だったようだ)
かなり不便で、はっきり言って実用的でない。

この問題を解決するためにキーボードのメーカーはドライバだかアプリケーションだかを配ってて、サンワサプライのだったか別のメーカーのだったか忘れたが、そういうものを母のパソコンに入れて、パソコンのキーボードでは文字がうて、テンキーでは数字がうてる状態を実現していた。

そこへきて、このたびのxpサポート打ち切り騒ぎだ。
母のパソコンにはLinuxMint13Mateを入れたのだが、テンキー用のドライバだかアプリケーションだかはWindows用のものしか配られていない。
上の問題がまた浮上してきてしまった。仕方ないとあきらめてくれ、と母には言ったものの、何とかならないものかと気になっていた。

そうこうしているうちにxmodmapというものの存在を知った。僕のネットブックに入れたlubuntuの環境を整えるためにいろいろいじっている中で、これもそのうち書くかもしれないが、キーボード配列の問題が一つあって、その解決のためにあれこれ調べていて、いくつかのブログやサイトで言及されているのを見つけたのだ。
(例えば「UNIXの部屋 コマンド検索: xmodmap」さんや「Linux, Mac, Emacsについての設定、覚え書き」さん。ほかにもいくつかのサイト・ブログの諸先輩方にお教えいただいた。感謝いたしております)
これはキーボードの配列をいじる仕組みで、これを使ってもlubuntuでの問題はなかなか解決に至らなかったのだが、ふと、これが母のテンキーの問題解決に使えるのではないかと思いついて、やってみた。
うまくいった。

いつものように前置きが非常に長くなったが、以下、そのやり方。

まず、端末を起動させて

xev

とうつと、何やらアプリケーションが立ち上がるのだが、これで次に打ったキーボードのキーのkeycodeというものがわかる。
そこで、テンキーの各キーをひとつひとつ打っていって、そのキーのキーコードをメモしておく。

home直下に、実は名前は何でもいいらしいのだが、慣例に従って ".Xmodmap" という空の書類をつくり、テキストエディタで開く。
そして、上で調べたキーコードをひとつひとつ確認しながら、つくった書類に次のようなことを書いて保存する。

keycode 90 = KP_0
keycode 91 = KP_Decimal comma
keycode 104 = BackSpace Delete
keycode 87 = KP_1
keycode 88 = KP_2
keycode 89 = KP_3
keycode 83 = KP_4
keycode 84 = KP_5
keycode 85 = KP_6
keycode 79 = KP_7
keycode 80 = KP_8
keycode 81 = KP_9

ただし、これは僕が実際にやった例で、キーコードが機械や環境によって違ってる可能性があるし、keycode 91やkeycode104のあたりは僕の趣味なので、ご自分の趣味や使い方にあわせて設定してもらいたい。
僕が特に設定しなかったキーについても、もちろんキーコードを調べて付け加えれば、設定できる。

"KP_" というのはキーパッドかなんかの略じゃないかと思うんだけど、どうもたとえば普通の "1" と "KP_1" は働きが違って、ワープロとかで数字を打つだけならどっちもかわらないけど、電卓アプリとかで直接打ち込めるか否かとかの差が出てくるんではないかと思われる。
よくわからないが、上に書いた xev でキーコードを調べる際にそのキーがどんな信号を送るのかも同時に知ることができて(keysymとか言うやつ)、そこでテンキーのキーには "KP_" がつくらしいことがわかったので、そのままつけといた方がよかろうと思ってつけておいた。
"KP_1" の代わりに "1" と書いたら、普通の 1 が出るようになる。ワープロとかテキストエディタのためだけだったら、別に普通の 1 でもいいかもしれない。

【もう一つ、書き落としていたが、keycode91や104のように半角スペースをおいて二つ並べて書いておくと、シフトを押しながらそのキーを押すと二つ目に書いたものが出るようになる。実用的でないが例えば

keycode 88 = KP_2 KP_3

と書いておいたとしたら、keycode88にあたるキーを単独で押すと 2 に、シフトと一緒に押すと 3 になる。だから僕の設定では91のキーはそのまま押すとピリオド(小数点)で、シフトを押して押すとカンマになり、104のキーはそのまま押すとバックスペースで、シフトを押しながらだとデリートになる】

".Xmodmap" をつくりおわったら、また端末を開いて

xmodmap .Xmodmap

と打ってエンター。
最初の "xmodmap" は仕組みを起動させるためで、後ろの ".Xmodmap" は上でつくった書類の名前。だから、書類に別の名前をつけたのなら、その名前を書く。あと、ほんとはディレクトリとかもちゃんと書いた方がいいのかもしれないが、僕はこれしかやってないし、home直下に ".Xmodmap" を入れとけばこれで問題なく動くので、特に考えがあるのでなければこうすればいいのだと思う。
逆に、home直下じゃないところにおいても、ディレクトリをちゃんと記述することで機能させられるのだと思うのだけど、試してないので責任は持てない。間違ってたらごめんなさい。

これで、NumLockをオンだかオフだかにすれば(どっちがどっちかよく知らない)パソコンのキーボードでは文字がうて、外付けテンキーからは常に数字がうてるようになったはず。

ただ、上のように端末から打ち込んだだけではログアウトしたら効き目が消えてしまうので、毎回打ち込むのが面倒なら、起動項目の中に上のコマンドをそのまま入れておけばいい。

今手元にLinuxMintの機械がないので実際の言葉遣いが確認できないが、メニューの設定のところに「起動時に自動で立ち上がるアプリケーション」みたいなのがあると思うので、それを開いて、「新しく付け加える」みたいなのを選び、開いたウインドウにコマンドを書き込む欄があるので、上のコマンドをそのまま書いて、「テンキー設定」の様な名前をつけて保存すればいい。いらなくなったらそれを削除しちゃえばいい。

もう一つ、起動時に ".Xmodmap" を読み込ませる設定ファイルをhome直下につくっておくという手もあるらしいが、LinuxMintMateなら起動項目に付け加えるのは簡単なのでそれでいいと思う。やってることは結局同じことだし。

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